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コミュニケーション、通信、自己表現を通じて、みんなとつながる方法をクリエイト

October 19, 2023

by Rajiv Bhatia, Vice President, Product, and John Stauffer, Vice President, Engineering


テック

満席のザ・チェインスモーカーズのコンサートを思い浮かべてみてください... 最前列にいると大音量で友達の声も聞こえにくくなります。 でも舞台から遠く離れた場所にいれば友達とも話せます。 世界中にいる仲間と集まってにぎやかに休日を祝ったり、結婚式の参列者がバーチャル試着室で顔を合わせて本物そっくりの衣装を試着しながら変顔をして笑い合ったりする様子を思い浮かべてください。

こういったことは、すべてみなさんが実生活でできることですがまもなくRoblox(ロブロックス)でもできるようになります。 このブログでは、みなさんが人とつながったり、コミュニケーションをとったり、思いのままに自己表現したりできるようにするという当社のビジョンについてご紹介します。

  • 一人一人の好みに合わせた表現力豊かなアバター
  • 友達とつながる
  • 没入型コミュニケーション

先月、Roblox(ロブロックス)開発者会議(RDC)で当社はこの未来をさらに発展させる革新的な製品とテクノロジーを発表しました。 今日、「みんなとつながる方法をクリエイト」し、「楽しい気持ちと思いやりで10億人を繋ぐ」という当社の目標を推し進めながら、当社のビジョンの全貌を共有していきます。

一人一人の好みに合わせた表現力豊かなアバター

アバターは「自分がどうみられたいか」を叶える大切なものだということが分かっています。そこで当社は、Robloxを本当の自分としてみんなとつながれるネット上で定番のプラットフォームにしたいと考えています。 実際のところ、 ある調査によるとZ世代のRobloxユーザーの大半はアバターをカスタマイズしていて、その半数は少なくとも週に1回はアバターの服を着替えていることが分かっています。

当社の次世代アバターは、どんな人でも誰と一緒でもRobloxでの時間をより豊かで楽しいものにしてくれます。 現実と同じ姿にもなれて、ロケットベルトを背負った忍者やエモいプリンセスなど、どんな姿にもなって友達と一緒に遊べたら、どんなに楽しいでしょうか。 また、会社の会議で社員同士がお互いの表情や体の動きを見ながら共同作業をすることもできます。

表現力豊かなアバター

自己表現

Roblox上の外見は、その人の「自分らしさ」を作る大切な一部です。 自分にピッタリのアバターを作るには、肌の色や顔、体型、体格など、その人の民族・文化・性別にまつわるアイデンティティを表現するリアルなカスタマイズ を簡単に選択できるようにしなければなりません。

将来的にこれに対応する画期的な新技術が「生成AI」です。 写実的なものであれ、ファンタジーやアニメ仕様、お笑い系など、多様なスタイルの中から選んだものであれ、誰でもなりたい自分を体現するアバターのボディや髪型を作ることができるようになります。 そして、衣装やタトゥー、ジュエリーなどでアバターを着飾ることもできます。 家族で父親がRobloxでモヒカンにレザージャケットを着こなしたいと思えば、それもできます。 一方で娘のほうは1920年代仕様のクレオパトラになりたければ、それもできます。

思いをつなぐアバターの作成

現実の生活では、人は目に見える感情表現や身振り手振りから相手の気持ちを読み取ります。相手が満面の笑みを浮かべて背筋を伸ばしてゆったりと立っていれば、その人は幸せな状態です。 それはRoblox上でも同じです。

これは複雑な作業ですが、こうした動力学を身体の動きを使ってアバターを動かす機能に取り入れています。. まばたきの速さやジェスチャーにいたるまで、だんだんとリアルさながらのアバター機能を進化させていきます。

究極的にはユーザーのアバターは自分がなりたいものの延長線上にあるべきです。 そのため誰もが自分の好きなアバターを作成できることが不可欠になってきます。 Robloxでは、アバターは最終的な目標ではなく土台です。

友達とつながる

Robloxで友達と一緒に過ごしているとき、ユーザーのみなさんはいっそう幸せを感じ、さらに数多くのバーチャル空間を一緒に探検するためにより頻繁に戻ってきます。 ある調査によると、現実の友人と一緒にいることがRobloxを利用する一番の理由であり、新規ユーザーの35%がRobloxに参加してから1週間以内に少なくとも1人の現実の友人を見つけたという結果が出ています。

当社はRoblox上でみなさんに豊かで芋ずる式につながった人間関係のネットワークを育んでいただきたいと考えています。昨年、実装した連絡先インポート機能のようなツールを開発し、既存の友人と簡単につながることができるようにしているのはそのためです。Roblox上で毎日、何百万もの新しい友情が生まれていますが、新しい友達を作ることもできます。

さらに来月には、友達の名前をカスタマイズできるようにする予定です(17歳以上の方は本名を使用することもできます)。 例えば、長いこと連絡を取っていなかった2人がRoblox上で再会したとします。 2人はお互い認識できないRoblox上の名前ではなく、お互いにまだ覚えている子供の頃のあだ名で呼び合うことにします。 こうするとすぐにお互いを見つけられるようになります。

Robloxで人とのつながりをさらに充実させるもう一つの側面は、思い出に残る瞬間をみんなと共有できることです。 ある日、2人の旧友が家族でバーチャル・テーマパークに行ったとします。 1時間ほど一緒に楽しんだ後、2人はデジタル・ジェットコースターに乗ったときの楽しそうな表情をスクショに収めます。 当社は、そのジェットコースターの画像やその他の動画や3Dでの瞬間をRoblox以外の人と共有する仕組みを作っています。知り合いの方の中には、すでにRobloxを利用している人もいるかもしれません。

友達とつながる

没入型コミュニケーション

Robloxで交流するとき、みなさんに一緒にいるような感覚を味わってもらいたいと当社は考えています。 当社では、数ヶ月から数年以内にみなさんがつながるために毎日使うような没入感たっぷりのコミュニケーション機能を導入していく予定です。 例えば、K-POPバンドがコンテストの入賞者のためにプライベートコンサートを開くとします。 アーティストがヒット曲を演奏すると、ファンはますます興奮してバンドも盛り上がり、ファンとアーティストが一緒になって歌詞を口ずさみます。 同じ場所にいるような気分になれる、このようなリアルなつながりはすぐに可能になります。

Roblox開発者会議では、「Roblox コネクト(Connect)」という、友達同士がアバターになって通話する機能を近日中にリリースすることを発表しました。 「コネクト」がリリースされれば、共有の没入型スペースに集まって、たき火やビーチ、キャンプファイヤーのそばに座り、生き生きとした表情やリアルな身振り手振りで気持ちや感覚を伝えることができるようになります。

「コネクト(Connect) 」

最終的には、Roblox上でさまざまなバーチャル空間内にいる人たちとビデオ通話ができるようになります。 つまり、友達に電話をかけると、その友達が 『ファッション・クローゼット』で新しい衣装を着ているところを肩越しに見たり、『ジェイルブレイク』で悪党どもに立ち向かったりできるようになるわけです。

当社は「コネクト」を可能にする技術を開発者のみなさんに提供し、開発者の方々がコミュニティのために無限のコミュニケーション・バーチャル空間の数々を作っていくことを楽しみにしています。

毎日使うインフラ・サービスへ

Robloxはコミュニケーションとつながりのためのプラットフォームです。 この投稿は、 安全性と民度を高く保ちながらバーチャル経済活動を支え、誰でもどこでも利用できるようにするという当社が目指す没入型コミュニケーションのビジョンを反映したものです。 当社がこのビジョンを実現し始めてからまだ日が浅いですが、最終的にはみなさんが一番大切にしている人たちと一緒にいるような感覚を味わえるようになるのではないかとワクワクしています。